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DX推進のためのシステム提供

「品質管理DX」、

何から手をつければいいか分からない方へ

紙・Excel管理の限界と、放置した場合に起こりやすい負担を整理しました


現場の負担をかけない進め方

はじめに

食品製造の現場で、CCP・温度・清掃などの記録を紙やExcelで管理している方は多いのではないでしょうか。

食品製造の現場で、CCP・温度・清掃などの記録を紙やExcelで管理している方は多いのではないでしょうか。


「担当者によって書き方が微妙に違う」「月末になると記録の突合に時間がかかる」「監査前になると資料集めに追われる」

——こうした状況は、多くの食品工場で共通して起きています。


こうした負担は、日々の業務の中では「仕方のないもの」として受け入れられがちです。

しかし、人手不足が進む中で同じやり方を続けていると、負担は少しずつ大きくなっていきます。


この記事では、食品製造業における品質管理DXがなぜ進みにくいのか、その背景にある課題を整理し、放置した場合に起こりやすいことを解説します

食品製造業における品質管理DXとは

品質管理DXとは、CCP・温度・清掃記録などの品質管理業務を、デジタルの仕組みを使って見直す取り組みを指します。


- 紙やExcelで分散していた記録を、ひとつの場所で確認できるようにする
- 記録の入力ミスや漏れを、仕組みとしてチェックできるようにする
- 必要な記録を、検索してすぐに取り出せるようにする


大がかりなシステムを一気に入れ替えることだけがDXではありません。

今の記録方法を前提に、負担が大きい部分から少しずつ見直していくことも、品質管理DXの一つの形です。

なぜ品質管理DXが進まないのか

品質管理DXの必要性は感じていても、実際に着手できていない企業は少なくありません。

  • # 01

    紙・Excel運用が「今のところ回っている」こと

    大きなトラブルが起きていない限り、今のやり方を変える優先度は上がりにくいものです。

    特に品質管理は、直接的な売上に結びつく業務ではないことが多く後回しになりやすい領域です。

  • # 02

    業務が属人化していること

    長年同じ担当者が記録・確認を担っている現場では、その人にしか分からない運用ルールが積み重なっていきます。

    担当者が不在のときに困る、引き継ぎに時間がかかる、といった状況は、属人化が進んでいるサインです。

  • # 03

    システム化のハードルを高く感じてしまうこと

    「専門知識がないと導入できないのでは」「大きな投資が必要なのでは」といったイメージから、検討そのものを先送りにしてしまうケースもあります。しかし実際は、既存の紙・Excel帳票を前提に、必要な部分から段階的に見直していく方法もあります。

課題を放置するとどうなるか

各課題は、今すぐ大きな問題として表面化するとは限りません。

だからこそ対応が先送りとなり放置されやすく、負担が少しずつ積み重なっていきます。


- 記入漏れや転記ミスが起きても気づきにくく、原因の特定に時間がかかる
- 監査や取引先からの問い合わせの際、必要な記録を探し出すのに手間がかかる
- 担当者の異動や退職のタイミングで、運用のノウハウが引き継がれず現場が混乱する


一つひとつは小さな負担でも、積み重なることで現場全体の余裕を奪っていきます。

品質改善そのものに充てる時間が削られてしまうことが、最も大きな影響と言えるかもしれません。


まとめ

品質管理DXが進みにくい背景には、「今は回っている」「属人化に気づきにくい」「システム化のハードルを高く感じる」といった事情があります。
しかし、放置した結果記録の抜け漏れや監査対応の負担、引き継ぎの混乱といった形で、少しずつ現場の負担として表れてきます。


実際にどのようにDXを進めている企業があるのか、想定ケースを以下でご紹介します。

品質管理業務をDX化した食品製造現場のケース

※以下は、よくある課題とその見直し方を分かりやすく伝えるための想定ケースです。


【Before:紙とExcelでの記録管理】
従業員100名規模のある食品工場では、CCP・温度・清掃記録を紙とExcelで管理していました。担当者ごとに記入の仕方が微妙に異なり、月末の記録統合や監査前の資料準備のたびに、確認担当者が多くの時間を取られる状況が続いていました。記入漏れが起きた際は、その都度現場に確認する手間も発生していました。


【見直しの内容】
大きくシステムを入れ替えるのではなく、まずは記録項目をクラウド上で一元管理できるようにし、必須項目や数値の入力範囲を仕組みとしてチェックできるようにしました。現場で使っていた帳票のレイアウトは大きく変えず、既存の運用に近い形で移行を進めています。


【After:確認業務の負担軽減】
記入漏れが仕組みとして防止されるようになり、確認担当者の負担が軽減されました。監査前の資料準備も、記録を検索してすぐに取り出せるようになったことで、準備にかかる時間が短縮されています。


今の記録方法を大きく変えずに、負担の大きい部分から段階的に見直していくことも、品質管理DXの現実的な進め方の一つです。

記録の一元管理やチェック機能は、

食品製造業のHACCP記録に特化したクラウドシステム「ezHACCP」が対応しています。


自社の帳票をベースに、無理なく導入を進める仕組みについては次の記事で詳しく解説しています。

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